ドアクローザーから嫌な音・異音が出てきた時にはお任せください
ドアクローザーから嫌な音・異音が出てきた時にはお任せください。ギーっといったきしみ音は嫌なものですよね?そのまま放置しているとどんどん状況は悪くなってしまいます。音が出た時点で危険信号と考えて以下のチェックポイントをチェックしメンテナンスを行うことが長くドアクローザーを使用するコツです。
どこから音が出ているのかをチェック
ドアの丁番やヒンジから異音がしている場合には、丁番の締めましやヒンジ部に油をさすことで解決することがありますが、経年劣化ですり減っている場合には交換が必要になります。これはお子さんがドアにぶら下がって遊ばれているような場合に多く発生します。丁番やヒンジはそれほど高いものではありませんがドアを取り外す必要があり意外に面倒な作業になります。経験のある方はあまりいないと思いますがドアは思いほか重量があるため、大人の男性でもかなり大変な作業です。ドアクローザーの取り付けネジの緩みが原因でガタついているときはネジの締め増しを行います。ドアクローザーは数本のネジで固定しているため1本、2本緩んだ程度では通常通り使えてしまい気が付きにくいのですが、放置しているとネジやネジ山が馬鹿になってしまいネジがきかなくなります。こうなってしまうとドアクローザーを取り外してネジ山を切り直し再度取り付ける作業が発生してしまいますので常日頃から注意して見ておくべきです。ドアクローザー本体から異音が発生している場合はまずはクローザーから油漏れが起こっていないかチェックします。もし油漏れが発生しているようであれば残念ながら調整・修理は出来ませんので交換になります。アームから異音が出ていて潤滑油をさすときの注意点ですが、異音の発生箇所にグリスが塗ってある場合、CRCなどを吹き付けてしまうとグリスを落としてしまい余計異音が大きくなることがありますので極力グリスを使用してください。またドアクローザー本体とアームがつながっている部分など油圧関係の部品にはCRCなどは注油しないようにします。油圧装置に封入されているオイルが毛細管現象で引き出されてしまいオイル漏れを起こす可能性があるからです。
ドアクローザーの寿命は10年から15年
使用頻度と使用方法に大きく依存しますが、ドアクローザーの寿命は概ねその程度です。早く閉めようとして無理にドアを押したり引いたりするクセがある場合、より寿命は短くなりますのでなるべく自然に閉まるのを待ってください。いずれにせよ何かしらの異常を感じた時点で対処すれば費用も時間も節約できます。ドアクローザーの状況によって取るべき対処方法が異なりますので、よくわからない場合にはお気軽に弊社までご連絡ください。