マンション玄関用インテリジェント電気錠の特徴
近年では携帯電話の高機能化やダウンロードスピードの高速化などもあいまって、家電や
住宅設備機器をインターネットで接続し制御することで、より豊かな暮らしを与えてくれるスマートハウス化が進んで来ていますが、とくに玄関鍵の分野では利便性に加えセキュリティー面でも高度な進化を遂げています。ここではマンション玄関用のインテリジェント電気錠について説明していきます。
インテリジェント電気錠とは
パソコンやスマホ・ガラケーなどを使用しインターネット経由で施錠・解錠が出来るのはもちろんのこと、インテリジェント電気錠本体に様々な機能が組み込まれ、FeliCaカードやタッチキーなどをリーダーにかざして施錠・解錠が可能。非接触カードやリモートコントローラーを使用して、玄関ドアに近づくだけで施錠・解錠が可能。2ロックシステムの玄関錠の場合はIDキーによる操作で2つの電気錠を一括で施解錠可能。といったこれまでのマンション用玄関錠にない機能を搭載しています。またインターホンやパソコン、防犯ブザーなどの警備機器などとの接続が可能な今後のシステム拡張性を考慮したモデルも販売されています。
マンション用インテリジェント電気錠としてはMIWAのiEL TouchkeyやiEL Nontouchが挙げられます。MIWAのiELシリーズでは使用者の利便性のアップのみならず防犯性も格段に高まっています。従来のキーシステムの場合はどれだけ防犯性の高い錠前を使用した所で、不正な鍵の複製・盗難や鍵の紛失といった人為的なミスは回避のしようがありませんでした。しかしインテリジェント電気錠であれば、失った鍵のIDを変更してしまえば該当する鍵は使用できなくなってしまうため、セキュリティー性は格段に上がっています。またiELシリーズの場合、破壊行為に対しての防犯性も考慮されており、防犯サムターンや堅牢なデッドボルトを採用することで非常に破壊耐性が高く、電気錠ならではの機能として仮に片方のシリンダーが不正開錠されてしまった場合でも、20秒経過すると自動的に施錠となる施錠復帰機能があります。これはどんな鍵であっても十分に時間をかけられるのであれば、いずれ開けられてしまうという鍵の宿命を打ち破る画期的なシステムで、2ロックシステムの防犯性を大幅に引き上げる機能といえます。コスト面でも電気錠本体に制御初を内蔵しているため、電気錠・設置施工コストを大幅に引き下げることを実現しています。このように高機能かつ防犯性の高いマンション玄関用インテリジェント電気錠は、導入コスト以上にメリットの大きいものといえます。弊社にご連絡頂ければ担当がご相談に応じますのでお気軽にお電話ください。