交換時に参考にしたい、内締り錠の製品まとめ
「内締り錠」とは室内側からだけ施錠・解錠可能な錠の総称でその種類は多岐に渡ります。防犯性能の高い錠ではありませんが古くから様々な所で簡易的な錠前として使用されてきているものです。このページでは「交換時に参考にしたい内締り錠の製品まとめ」と」題しいくつかの内締り錠をご案内致します。
補助錠向けストライク付内締り錠
シンプルなサムターンで操作するタイプの内締り錠としては、MIWA(美和ロック)NDZタイプ、AGE(日中)ネオラッチ、ガード社NO.800角ラッチなどがあげられます。量販店やネット通販などで実売価格1,000~3,000円程度で購入可能です。この種の錠は各メーカーから多数発売されており、素材やカラーも豊富なため交換場所に合わせて自由に選ぶことが出来ます。
スライドラッチタイプの内締り錠
開き戸や引き出しなどにネジ止めして簡単に鍵付きドアにすることが出来る、ラッチバーをスライドさせて施解錠するタイプの内締り錠です。アトラス社NO.944ステンレスドアーラッチ、栃木屋TL-323ステンレススライドラッチ、ベスト社620Sラバトリー角ラッチ、などはどれも1,000円前後で購入可能なスライドタイプラッチの内締り錠となります。トイレや物置などにもよく使用されてきたタイプで、サビに強いステンレス以外にも真鍮製や鉄製ボディに塗装を施したものなど様々なタイプがあります。
クレセントタイプの内締り錠
アルミサッシなどの引き違い戸に取り付ける半月状の内締り錠をクレセント錠と呼びます。ツマミ部分がレバー状になったものや、クレセントの動作を止めるロック機能を持ったものもありますが、必ず取り付けビスのピッチがあった交換部品を選ぶ必要があります。中西産業はYKK用クレセント錠などを安価な価格帯から多数発売しています。朝日工業は三共アルミなどで使用できるロック機能付きクレセント錠を発売しています。
鎌錠タイプの内締り錠
鎌錠は引戸のドア枠とドアにまたがる形で取り付けることが多いものです。カマの様な形状の金属部品がストライクを出入りすることで施錠します。サムターンツマミもしくは上下にツマミをスライドさせることでロックするものが主流です。トイレや浴室などでも良く使用されるため、表示錠(施錠状態を色などで表示する)タイプの物も数多く発売されています。スガツネ(LAMP)HC-30HLステンレス製引戸掘込みカマ錠、WEST社430-3ST面付鎌錠、GOAL社MS-3引戸内締鎌錠、など鎌錠タイプの内締り錠は素材も価格帯も豊富にそろっており入手性も高いものです。内締り錠の交換修理は365日年中無休で電話一本で駆けつける鍵と住宅のプロにお任せください。