ドアノブやレバーが取れそうで危険!そんな時の修理・調整方法
ご自宅のお部屋のドアノブやレバーハンドルは、グラグラしていませんか?取れそうな時も、取れてしまった場合も、ご自身で比較的簡単にメンテナンスが出来ます。ここでは修理方法を説明していますので、取れかけているドアノブの修理をする際に参考になさって下さい。
取れそうなドアノブ・ドアレバーを調整する箇所とは
ドアノブ・ドアレバーの構造は大きく3つに分かれ、ノブやレバー・本体部分・ノブの扉側についたカバーです。ノブ・レバーは本体や軸にネジで固定されていますが、その固定しているネジが緩みを起こすのです。ほとんどのノブはネジ穴があり、根本で本体に取り付けられています。ネジの種類は3種類で、プラスネジ・マイナスネジ・六角ネジです。各種類に対応したドライバーなどの工具でしっかりと絞め直します。根本部分にネジが無い時は、カバー部分をマイナスドライバーなどを隙間に差し込んで外し、ノブを反時計回りに捻るとノブごと取り外すことが出来ます。またカバー部分の緩みも、カバーは本体に固定されているので本体の緩みを直せば同様に解決できます。
ドアノブ本体の修理・調整方法
上記の方法でカバー部を取り外すと、本体を扉に取り付けてあるネジが出てきます。これは丸ノブタイプ・レバータイプ共通で、プラスドライバーを使いネジをしっかりと絞めます。また、玄関ドアなどで使用されているプッシュプルタイプの縦に長いドアレバーが緩んでいる時は、付け根のカバーを外すと本体との取り付けネジが出てきますので締め直します。
ネジ穴が潰れて緩んだドアノブ・レバーの調整方法
木製ドアに良くあるのが、ノブカバーを取り付けているネジ穴が潰れてしまって緩んでしまう事例です。この場合はいくらネジを閉めても空回りをして意味が無い状態ですので、まず木工用ボンドやウッドパテを使いネジ穴を補修、その後に十分に乾燥させてからネジを締め直します。この時注意するポイントは、ドアノブが無い状態で扉が閉まると、扉が開かなくなってしまうことがあるため、必ずドア扉を開け放した状態で作業するようにしてください。何かを噛ませておき、風などで扉が閉まらないようにしておくことをお勧めします。
金属部品のネジ山が壊れてしまっているケースは、残念ですが部品交換となります。このケースは、同じ型番の修理部品を購入するのも良いのですが、違うモデルの交換可能なドアノブを選択するのもお勧めです。ドアノブが変わるだけで想像以上のイメージチェンジが可能ですので、交換の機会に思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ドアノブについて何かわからないことがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。もちろん修理・交換も承ります。