最近は組織的な車両盗難が多発しており、手口も多様化しているため被害件数もなかなか減らないのが現状です。このため近年では盗難防止機能として、イモビライザーキーを搭載した車両が増えてきています。イモビキーは特殊なカギなので簡単にスペアキーの複製が出来ません。失くしてしまうと通常はディーラーから取り寄せなければならない為、オーソドックスな鍵と比べリスクの大きさが比較になりません。

このページではイモビキーの仕組みや複製方法等についてご説明致します。イモビライザーキーの複製でしたら、現場に駆け付けその場で複製が可能な弊社におまかせください。

知っておきたいイモビライザーキーの構造

イモビライザーとは、一言でいうと盗難防止装置のことです。従来の鍵は鍵山さえ合えばエンジンも始動できましたが、イモビライザーキーは不法に車内に侵入するとイモビアラームという警告音が鳴り響き、エンジンもかけられません。

イモビライザーキーのヘッド部分にはイモビチップ（別名トランスポンダー）というICチップが収納されており、そのキーのIDと車に登録されているIDが一致しないとエンジンがかかりません。また所謂スマートキーと呼ばれるものは、イモビライザーの機能とドアの開閉機能も備わっています。

イモビライザーキーかどうかの確認の仕方

普段は意識せずに使っている機能ですので、ご自身の車がイモビライザー搭載車かどうかがわからない方もいらっしゃると思います。

搭載車には大抵メーターの周辺にSECURITYの文字やカギのマークが付いたインジケーターランプが設置されています。インジケーターランプは、その車がイモビアラーム装着車であることを周囲に知らせるためキーが差し込まれていない状態では点滅や点灯します。また、わかりやすくイモビライザーステッカーが窓に貼ってあることもあります。

イモビライザーキーの複製なら鍵屋がお勧め

車を購入したディーラーでしたら、同じキーの作製は出来ます。とは言ってもディーラーは鍵を取り寄せるので作製をするわけではありません。車種によっては純正鍵を取り寄せてから登録までに約3週間程度かかりますので、カギを失くしてから取り寄せていたら、3週間程不便な思いをすることになってしまいます。

しかしプロの鍵屋である弊社でしたら、その場で作成することが可能です。車の所有者名義の確認を行うため免許証や車検証などの書類はもちろんご提示頂きますが、早くイモビライザー搭載車の専用キーの複製ができます（※）。イモビライザーキーの紛失・鍵折れ等は、弊社までお気軽にご連絡下さい。

作成方法は2種類あり、1つ目はブランクキーからキーを削り出して複製し新しいイモビライザーキーを車両に登録する方法。この場合は、紛失した鍵が見つかれば紛失した鍵で運転することができます。2つ目は、イモビライザーの基盤ごと交換して新規で登録し直す方法。この場合は、紛失した鍵が見つかっても紛失した鍵では運転することができません。どちらの対応になるのかは車種や年式によって異なるため、お気軽にお問い合わせください。

※イモビライザー搭載車の専用キーの複製は、地域によっては対応していない場合があります。