防犯対策の第一歩は玄関の鍵交換から
空き巣犯罪なんてテレビの中のできごと。と思っていませんか?
侵入窃盗の被害件数は、平成25年は107,467件。これは、一日当たり約159件もの住宅に対する侵入窃盗が発生しています。
狙われやすい住宅の傾向としては、「留守が多い」「留守にする曜日・時間が決まっている」「金品が豊富にありそうに見える」「入りやすい立地」「女性の一人暮らし」「高齢者世帯」などが挙げられます。しかしながら、外出頻度や立地を変えることは大変難しいことです。
こうした身近に迫る侵入犯罪(空き巣、忍込み、居空き)の被害に合わないためにも、まずは、すぐにできる玄関の鍵を見直すことから始めてみましょう。
すぐできる空き巣対策!! ~ 防犯のカギは『鍵』 ~
「敵を知ること」、つまり、巧妙化、凶悪化する空き巣の手口を知ることが防犯対策への第一歩となります。
鍵開け犯罪の手口の代表的なものとして、サムターン回し(扉と壁のわずかな隙間やドアスコープ等から、針金や金具などを使い扉内側のサムターンを直接回転させ解錠させる手口。)、バイパス解錠(扉とシリンダーの間にできる隙間から、直接錠ケース内部に働きかけ解錠する手口)、こじ開け(扉と戸枠隙間にバールなどを使って、強引にこじ開ける手口)などがあります。また鍵のタイプ・メーカーによっては開けられやすいものもあり、過去にピッキング(針金状の工具類等を利用してシリンダー錠を開ける手口のことです。)のターゲットになったMIWAディスクシリンダーは、廃盤品となりました。空き巣の68.5%は、5分以内に鍵を開けられなければ、諦めるというデータもあります。
鍵の防犯性を高めることにより、さまざまな手口で侵入されるまでの時間を稼ぎ、空き巣被害を防ぐことに繋がります。
空き巣手口が認知されてきたことで、今や「1ドア2ロック」も当たり前、高性能の鍵も数多くあります。
多数ある鍵の種類の中から、「どんなカギを選んだらいいのかわからない」、「カタログのみで比較するのが難しい」、「カギを増やしたい」など、お悩みになるのは当たり前。
防犯性、安心性、利便性、実用性それぞれに重視している鍵の追加や交換はもちろんのこと、防犯対策に関するご相談は、私たち鍵の特急マスターが専門知識を活かし、みなさまのお役に立てれば幸いです。