玄関ドアチェーン ドアガード 交換取付 修理 防犯対策
インターネットなどでドアチェーンやドアガードについて検索された経験はありますか? ご経験がないようでしたら、ちょっと試してみてください。「ドアチェーンやU字型のドアガードは外から簡単に開く」といった、かなりショッキングな内容が並んでおり、驚かれるかと思います。けれど少しお待ちください。そもそもドアチェーンやドアガードは、ドアを施錠するための鍵ではないのです。簡単に開くといった言葉に驚かれた方は、ドアチェーンやドアガードが鍵であると認識されていたのではないかと思います。『警視庁のすまいる防犯110番』によると、侵入手段で一番多いのは一戸建て・共同住宅(4階建て以上)・共同住宅(3階建て以下)で共通して無締りです。その割合はなんと40%以上! みなさん、ドアチェーンやドアガードをかけているからと、無施錠のままでいらしゃるケースが多いようです。繰り返しますが、ドアチェーンやドアガードは鍵ではありません。必ず施錠する習慣を身につけて下さい。ドアガードやドアチェーンがあるから、ドアの鍵がうまく施錠されなくてもそのままにしている方がいらっしゃいましたら、すぐに鍵屋さんへご連絡を! 侵入されてからでは遅いですよ!
それではドアチェーン・ドアガードには何の意味もないのでしょうか? もちろんそんなことはありません! ドアチェーン・ドアガードはもともと、対セールスマン用に作られたものです。チャイムが鳴って、ドアスコープを見ても誰もいない。確認のためにちょっとだけ玄関ドアを開けてみたら実はドアスコープの死角にセールスの方がいて、強引にセールストークが始まる……ということを防ぐためのものでした。恐怖を味わうような強引な勧誘は昨今あまり見られないかもしれませんが、ドアチェーンやドアガードがあれば『安全に、ちょっとだけ玄関ドアを開けて確認してみる』ということができるという点で、セキュリティが発達した現代においても防犯上、無くてはならない機能といえます。特にお年寄りだけの世帯やお子様がいらっしゃるお家では、無防備にではなく、ワンクッションおいて扉を開けられる事はとても重要です。
この機会に、お家の玄関ドアを見なおしてみて下さい。壊れてしまっていたり緩くなってしまっていても、ドアチェーンやドアガードはすぐに外されてしまうから意味が無いとそのままにしていませんか?
施錠機能付きのドアガードがあるのをご存知ですか?
ドアガードに機能を追加してお家の防犯に貢献させることもできます。施錠機能を搭載した、ロック付きドアガードがあるのをご存知でしょうか。ドアガード自体に鍵がついたもので、これですとドアガードが補助錠の役割を果たすことになり、格段にセキュリティが上がります。ほとんどの扉に取付可能ですがまれに設置が難しい場合もありますので、ぜひプロの鍵屋にご相談下さい。ご自宅・事務所などの扉に最適なドアガードについて、主錠との関係も鑑みてアドバイスさせて頂きます。また、従来ドアガードは内側からしか開けることができないのですが、鍵をつけることで外からも開けることができるようになるタイプもありますので、災害時などにも安心です。