美和ロック（MIWA）やGOALと違い見たことがあまりないにも関わらず世界的に有名な鍵メーカーの日本カバ（KABA）社ですが､この会社は性能や実績を認められ､スイス銀行やルーブル美術館､各国の空港や銀行などセキュリティの高さを要求される場所で採用されるほど信頼されています。また､リバーシブルディンプルキーシリンダー開発のパイオニアでもある鍵メーカーでもあります。「Kaba star neo」「Kaba ace」、「Kaba star（4037, 4039, 4043, 4050）」「Kaba star orion（8037, 6051, 6000CYL, 6038HW）」「Kaba star light(7037, 7050R, 7000CYL, 7038HW）」「Kaba mira-star（4700E, 4800-SV, 4800-CB, 4800-BK）」「Kaba star Rimlock（4500R, 4503E, P4523, P4710）」などKaba製品全般取り扱っております。補助錠、引き違戸錠などもお任せください。

Kaba社の製品は高性能であることから、定期的に潤滑材を塗布してやらないと、かぎがささりにくくなったり抜けにくくなってしまいます。無理やり差し込んだり抜こうとすると、ピンタンブラーを傷つけて故障の原因になってしまいます。Kabaクリーナー（Kabaシリンダー専用クリーナー）を月1回程度ふきかけてあげると長持ちしますので、ぜひ覚えておいてください。

どっちが防犯性高いか分かりますか？

いきなりですが、ここでみなさんにクイズです。1ドア2ロックの家において上下別々の会社の鍵（鍵の種類は「ギザギザ」がついている刻みキータイプ）と、上下同一の鍵（鍵の種類は凸凹があるディンプルキー）とでは、どちらの方が防犯性が高いでしょうか。

別の会社の鍵を使っている方が防犯性は高いような気がしませんか？しかし、防犯性が高いのは「上下同一のディンプルキー」の方なんです。上下別々の鍵であっても同一の鍵であっても防犯性はそれほど変わらないんです。鍵をなくしてしまった場合も、上下の鍵を別のキーホルダーに分けて所持していることは考えにくいので落とすときは一緒に落とすことになることが圧倒的に多いでと思いますのでキーケースを拾われてしまったら上下別でも同一でも同じこと。ピッキングも破錠も2個あれば同じ作業を繰り返すだけなので同一キーであっても別々であっても手間は変わりません。しかし、ピッキング対策や破錠という観点から考えると、ギザギザがついている刻みキーよりディンプルキーの方が上なので上下同一のディンプルキーの方が防犯性が高いという結論になります。2本別々の鍵だと、万が一1本落としてしまったときに家に入れなくなってしまいますし、いつも2本持ち歩くのも不便です。利便性は圧倒的に同一キーの方が良いと思うので、鍵交換をご検討されるお客様には1本で上下の鍵を解錠施錠できるタイプのディンプルキーをおすすめすることが多いです。