まだ取付け可能なものも!オシャレな「アンティークラッチ錠」とは
アンティークラッチ錠というものをご存知でしょうか?アンティーク家具やビンテージ雑貨などが紹介されるとき、美しい古道具を意味するBrocante(ブロカント)という言葉が出てきますが、アンティークラッチ錠はまさにそれにあたります。室内扉や戸棚、トイレのドアなどをに取り付けることが多く、その独特なテイストが部屋のムードをガラリと変えてしまうほどです。現在はイギリスやフランスのアンティークラッチ錠の人気が高く、いわゆる蚤の市などで仕入れられたものなどが輸入販売されています。同じデザインでも微妙に形やサイズが異なるなど1つずつ異なった味わいがあるのも大きな特徴です。長い年月を超えてきたアンティークラッチ錠独特の質感は、サビやくすみも含め既成品からでは得難い魅力的な風合いがあります。若干加工が必要な場合もありますが思い切ってご自宅のプチリフォームにアンティークラッチ錠を取付けられては如何でしょうか?
アンティークラッチ錠の種類や材質
現在市中に出回っているアンティークラッチ錠には、一般的なドア用、戸棚などの家具やトイレなどぴったりなスライド式の角棒ラッチなどが見受けられます。素材的には鉄製、真鍮製、それらを組み合わせたものが多く、ベイクライト、ガラス、木製などのドアノブとベストマッチします。購入時に注意する点としてはバックセット(ノブの芯棒から扉のフチまでの距離)です。このサイズが合わない場合ドア扉へかなり加工が必要になります。また海外ではドアノブを国内よりかなり高めに設置しますので、忠実にテイストを再現したい場合はドア枠側への加工も必要になります。
アンティークラッチ錠へのドアノブの取り付け
アンティークラッチ錠にはそのデザインに見合ったドアノブが必要ですが、海外製のドアノブを取り付けようとしたとき問題になりがちなのが扉の厚みが異なるという問題です。海外のドアは国内のものより厚みがあることが多く、そのまま取り付けようとするとドアノブの芯棒が長過ぎるためノブが浮いてしまう事があります。このような場合は芯棒を取り付け先のドア厚に合わせてカットすればOKです。ホームセンター等で売っている金ノコでも切断できますがかなリ大変ですし、アンティークラッチ錠の場合どうしても現在の規格と異なるため、少なからず取り付け箇所周辺に加工が必要になる場合があります。このためアンティークラッチ錠の取り付け加工作業は、キレイに施工できるプロに頼んでしまうというのも一つの手です。アンティークラッチ錠の取り付けは我々鍵のプロにお任せください。