引き戸の鍵穴が壊れた時の鍵交換は鍵屋にお任せください
溝やレールの上を扉が左右に動いて開閉する戸の総称を「引き戸」と言います。日本家屋によくみられるドアタイプであり、現在でも新築建物に採用されるケースも少なくありません。その他のドア同様、老朽化が進むと鍵穴が壊れ、スムーズな開閉ができなくなります。このページでは、引き戸の鍵穴が壊れたときの鍵交換についてご紹介します。
引き戸の鍵交換について
引き戸は各メーカーから多岐に渡ったモデルが販売されていますが、鍵交換の方法に関しては種類ごとの違いはさほどありません。「取り外し」と「取り付け」に分けて、以下に解説しますので鍵交換の参考にしてください。
引き戸の鍵交換の方法 ~取り外し編~
引き戸鍵交換で用意する道具は、引き戸のビスの形に適したプラスドライバーとマイナスドライバーを、各1本ずつです。この2本があれば、基本的にどの種類のものでも交換できます。まずは内側の鍵を外しましょう。
鍵を覆っているカバーを上のビス、下のビスの順番に緩めて外し、続いて露出した内部のビスも取り外します。この状態で室外側に回り、鍵を引っ張ると既存の鍵が外れます。これで鍵交換の取り外し編は完了です。
引き戸の鍵交換の方法 ~取り付け編~
新しい鍵の取り付けは、室外側から行います。そのまま内部に回り、外扉用の錠ケースを入れたのち、上下のビスで仮止めをします。続いて室内側から内扉用の錠ケースを入れ、外側の取り付けと同じように仮止めをしてください。ここで外と内の鍵穴が同じ位置になっているか確認します。新しい鍵に「セットピン」という専用の道具が付属していますのでそれを使用してください。
鍵穴が同じ位置になっていることを確認したら、仮止め箇所をしっかりと止めます。以上で引き戸の鍵交換は完了です。ただし、取り付ける鍵によって手順の異なるものもありますので、必ず作業前に取扱説明書を読んだのちにはじめてください。
鍵交換は自分でするべきかどうか
引き戸の鍵交換は比較的簡単な作業ですので、上記の方法で誰にでも交換することができます。ただし引き戸の鍵は交換が上手く出来ていない場合に、扉と干渉するなどですぐに故障してしまう可能性があります。また取り付けの不良によって、メーカーが想定している防犯性能が発揮されない場合もあります。
もし引き戸鍵の交換を、ご自身で行なうことに不安がある方は私たちにお任せください。高い技術を備えたプロのスタッフをそろえておりますので、どんな鍵でもしっかり交換取り付けを行います。また施工後1年間の保障がありますので、作業後に何らかの不具合が発生した時も、すぐにスタッフが急行しご対応いたしますのでご安心ください。