鍵穴に鍵を差し込もうとしても、なぜか鍵が刺さらない。確認してみると何かが詰まっていたり、鍵穴が壊されていたりと、全国で発生しているのがバイクの鍵穴へのいたずらです。犯人を捕まえて直してもらえれば良いのですが、見つからないときは自分で修理費用を支払って直さなければなりません。このページでは、バイクをいたずらされたときの、鍵穴の修理方法と修理費用をご紹介します。もしもに備えて概要を覚えておきましょう。

バイクの鍵穴修理方法

修理方法はいたずらの内容によって変わりますが、爪楊枝やゴミなどを鍵穴に入れられたときは、取り出すだけで直るケースが多いです。ただし取り出し方には注意が必要で、針金などの細く固い道具を使うのは避けてください。中で折れたり、鍵穴が壊れたりする可能性があります。掃除機で吸い取るのが望ましく、出先でのムリな修理はあまりおおすすめ出来ません。

針金やドライバーによるかき回しで、シリンダー内が破損している場合はご自身での修理は困難です。とくに、接着剤の流し込みはほぼ修理不可能で、鍵穴の交換となります。まとめると、鍵穴に何かを入れられただけなら取り出すだけで修理は可能。それ以外のかき回しや流し込みだと鍵交換が必要となります。

バイクの鍵穴修理にかかる費用

バイクの鍵穴の修理費用は、部品代と工賃を含め20,000円が相場だといわれています。内訳はバイクのキーセット（シャッター、シリンダー、鍵）が10,000円、工賃が10,000円です。ただこちらは鍵穴を交換するときの修理費用で、鍵穴のゴミなどを取り除くだけであればかかるのは工賃のみです。鍵穴のクリーニングだけで済めば、工賃の相場は8,000円程度です。また高速道路および有料道路上での作業や、バイクを取りにきてもらうなどには別途費用がかかります。

予防のために「鍵穴の鍵」をつけよう

鍵穴のいたずらは、少しの工夫で被害に遭う確率を減らすことができます。その工夫の一例が「鍵穴の鍵」です。鍵穴をカバーするアイテムで、取り外しには専用の鍵が必要なため、いたずらの対象になりません。修理費用と比べると、圧倒的に安く済むので取り付けをおすすめします。

もし出先でバイクの鍵をいたずらされてしまったときは、鍵のプロである弊社へご相談ください。弊社は鍵が専門ですから、最短20分で現場に伺いその場で修理致しますので、積載車の費用など車両移動コストも掛かりません。大抵の場合、ロードサービスやバイク屋さんより修理はスムーズで費用も安く済みます。時間とお金を節約するためにも、万が一の際にはぜひお任せください。