スーツケース鍵が開かない時の解錠方法
スーツケースやキャリーバックに掛けた鍵が見つからない。ダイヤル錠の暗証番号がわからなくなったなど、スーツケースの鍵が開かなくなるトラブルは意外に多く発生しています。マグネット式ロックの場合や、日本国内にいらっしゃるときは、迷わず弊社フリーダイヤルまでお電話ください。最短20分で現場に駆けつけ素早く解錠いたします。
スーツケースのダイヤル式南京錠を素早く解錠する方法
一般的なダイヤル式南京錠の内部構造は至って単純なものです。ダイヤルの数だけ円盤状の障害物が入っているのですが、正しい番号のところにだけ切欠きがあり、シャックルと呼ばれるU字型のツルが通りぬけられるいう仕組みです。具体的な開錠方法ですが、まず一番下の段にある数字の刻まれたリングを軽く下方向に押さえながら、シャックルを上方向に引っ張ります。この時リングが上方向に引っ張られる場合は、切り欠きがない場所ですからその番号ではありません。正しい番号の場合は少しシャックルが上方向に動きます。この手順で順次上方向のリングを探っていきます。このため3列の物で最大30回、4列で最大40回この動作を繰り返すだけです。安価なダイヤル式南京錠なら数分で開錠可能です。スーツケースに組み込まれたダイヤル錠の場合、残念ながらこの方法は使えませんので素直に総当りしましょう。とはいえ冷静に考えれば3桁で最大1,000回だけです。少し指先が痛くなりますが30分もあれば必ず開錠出来ます。
スーツケースのシリンダー式南京錠の開錠方法
ジッパー式スーツケースのツマミを束ねて止める場合、それほど大型のシリンダー式南京錠を使うことはありません。空港カウンターや税関には、ボルトカッターといわれるペンチのようなものが用意されていすので、それをお借りすれば瞬時に南京錠のツル部分は破断できます。また大抵の場合、空港内の売店で南京錠を購入できますので、旅の途中で鍵がかからないといった状態も避けられます。実は最も早く安く解決する方法が鍵を壊してしまうことです。
シリンダー錠のピッキング方法
海外で鍵トラブルに見まわれ鍵のプロに依頼できないなど、どうにもならない時にはピッキングをためしてみるのも一つの手です。うまくいく保証は出来ませんがダメ元で試してみてください。まずは安全ピンを2本用意します。それぞれ180度に開き、一本は先端を鍵穴に入る範囲で小さく丸めます。もう一本はそのままで大丈夫です。次に先端を丸めた安全ピンを鍵穴に挿し込みます。鍵を開ける時の動作を思い出していただきたいのですが、鍵穴にキーを挿し込み必ず時計回りにひねります。丸い方の安全ピンはこの捻る動作を担いますので、右方向にひねって軽く力を掛けます。この鍵穴に右方向へ力がかかった状態で、もう一つの安全ピンで鍵穴内を何度もなぞってみてください。これがキーを鍵穴に差し込んで、キーの凸凹で中の障害物を揃える動作になります。うまく鍵穴内が揃うとシリンダーが回って開錠出来ます。