スマートキーは、キーを鍵穴に挿し込まずに車のドアを開けられたり、エンジンの始動が可能なためとても便利な物ですが、その故障原因で一番多いのが水没になります。鍵を取り出す必要がなく操作ができるので、ポケットに入れたまま洗濯をしてしまうなどのトラブルが多発しています。ここでは、スマートキーを水没させてしまった場合の対処方をまとめました。

スマートキーとは

スマートキーの構造は、車に搭載された発信機とスマートキーで発せられる微弱な応答電波でやり取りを行い、正しい鍵の時のみ施・開錠やエンジン始動が可能というものです。通常の鍵と最も異なるのは、ボタン電池（リチウムコイン電池）が内蔵された精密機器ですので、鍵とは言え電波発生装置という点です。

スマートキー水没トラブル対処法

スマートキーの防水能力は携帯電話などの電子機器と同じように生活防水程度のものと考えてください。間違えて洗濯などをしてしまい、内部まで水が浸透してしまいますと基盤のショートにより使用不可能になります。また、プラスチックカバーやボタン部分から少しずつ水が入ってくるリスクもあります。水没直後は、しっかり乾燥させれば暫くの間は使用できることでしょう。

しかし時間が経過すると基盤の腐食が進み、使用不可能になるケースも少なくないのです。このような状況になる前、つまりスマートキーが作動するうちに対処することをお勧めいたします。ディーラーさんに依頼すると新規交換を提案するかと思いますが、基盤などの部品交換で修理可能な場合もありますので、水没の際には早急に弊社までご連絡ください。

スペアキーの重要性

先にも述べましたが、スマートキーは精密機器です。通常の鍵にはない、水没や電池切れなどで突然使用できなくなるリスクがあります。そのため、スペアキーの重要性を覚えておいてください。ディーラーから純正品を購入する方法もありますが、出張鍵屋でしたらスマートキーのデータを読み取り、チップにクローン（コピー）することが可能ですので、費用も時間もかけずにスペアキーが作成できます。この場合でも、全く作動しないキーからはデータの発信もありませんのでスペアー作成するには手遅れです。お使いのスマートキーにスペアキーがないという方、トラブルの前にスペアキーを用意しておくことを強くお勧めいたします。

鍵の専門スタッフが多数在籍している弊社でしたら、あらゆる鍵のトラブルにも対処いたします。開錠・鍵修理・鍵交換・複製など、鍵のことでお困りでしたらお気軽にお電話ください。日本全国、365日、最短20分で駆けつけ対応したします。